1期生のカッチューです。 第8回ワークショップは、 僕とウガワさんで当番を担当。 サポートは、塾長にお願いしました。
テーマは、世間と自分たちのズレを認識すること。 そのために、懐かしのクイズ番組、 「100人に聞きました」をフォーマットに採用しました。
◎事前アンケートとチーム編成
ただ100人から集めるだけでなく、 世の中の平均値と比較するため 政府・官公庁などの調査データを元に出題項目を決定。
フォームを作成して、塾生・事務局で 手分けしてアンケート回収(予備も入れて、一人あたり15件)。 集計したアンケートから100人分のデータを集計して、 クイズのランキングを作成しました。
さらに、出題元となった調査データと比較して、 1位と同じものを答えたことでポイントを付与。 塾生・事務局本人の回答が1位を獲得していれば5点、 その友人の回答が1位を獲得していれば、1点が加算されます。
こうして、塾内で日本の平均値に近い「平凡王」と 日本の平均値からは、ほど遠い「非凡王」を事前に決定。
平凡王:ニッソ 非凡王:オペロン
さらに、全体スコアから得点の高い4人(平凡チーム)と、 低い4人(非凡チーム)で分け、クイズにのぞみました。
が、参加者には事前にそのことを伏せておき、 アミダくじで決めたかのように思わせています。 毎回、軽いダマシを入れることに、 軽い罪悪感を覚えますw
◎第1部「100人に聞きました」
スライドのグラフィックも当時の映像を検証して 「100人に聞きました」の書体や色づかいなど再現。 番組キャラクターの百太郎も、 塾オリジナル「M太郎」として描き下ろしました。 パネルに使うイラストも、一部はフリー素材を使いましたが 「好きな歴史上の人物」や「朝に見ている番組」などは すべて描き下ろしました。
さらに、SEもネットで探した音源を使用して、 番組同様の臨場感を再現。 そして、司会は塾長・河野武!
クイズ自体は、セレクトした4本。 「あるあるあるある~」や 「ないないないない~」などと、 当時の番組同様に盛り上がりながら進行。
なお、1問ごとに、調査データと比較しながら 世の中のズレを確認します。
接戦で迎えた4問目、 みごと非凡チームが勝利をおさめ トラベルチャンスがわりに、 「温泉のもと」をゲットしたのでした。
◎第2部「平凡王・非凡王 爆笑記者会見」
クイズ終了後、平凡王と非凡王は、 何も知らされず、別室で隔離。 隔離中、二人には藤子F不二雄の 「並平家の一日」という漫画を読んでもらいました。 実は、この漫画、今回のモチーフのひとつ。
生活すべてが日本人の平均値という並平さん一家。 そのことに気づいた男が、この一家を定点観測することで コンサルティング会社を経営しているという、 ちょっと変わった短編です。 この作品、まさに僕らの狙いと合致しており 準備段階でも「並平」は重要ワードでした。
さて、残ったメンバーには、 彼らが平凡王と非凡王であることを説明。 なぜ平凡なのか、非凡なのかを探ってもらうため インタビュー取材してもらいました。

何も知らない平凡王と非凡王が部屋に戻ると 待っていたのは、記者会見場。 30分強、平凡王と非凡王へのインタビューを実施。 彼らのライフスタイルや嗜好を聞き出してもらいました。
各チームには、取材に基づいて ニッソが平凡王たる理由、オペロンが非凡王だる理由を まとめてもらいました。
◎今回のまとめ
各チームの発表前に、全員の集計データを配布。 平凡王と非凡王だけでなく、 参加者全員が、平凡と非凡で チーム分けされていたことを説明。 その上で、平凡チームと非凡チームから 取材に基づくまとめを発表。
《平凡チーム「ニッソが平凡である理由」》 ◆日本人に多い、何かを決められないタイプでは? ・日本特有の家族・家の中で育った ・気をつかいながら生きてきた
《非凡チーム「オペロンが非凡である理由》 ◆自分の美学を愛する人 ・将来の奥さん、住むところへのコダワリ ・カルチャー寄りの雑誌を好むところ ・ファッションやメガネも流行に左右されない
なお、平凡王、非凡王の二人には、 記念品として「並平家の一日」を収録した、 藤子F不二雄先生の短編集「パラレル同窓会」が 贈呈されました。 
《当番としてのまとめ》 (1)統計データはネットにかなりあります。 政府や官公庁など世論データは入手可能。 ※4年に1回の調査などもあるので要注意
(2)自分たちの嗜好は偏りがあります。 偏りと平均のバランス感覚を養いましょう。
(3)アンケートで「特になし」は思考停止のもとです。 会話だと思って書きましょう。 ※主張できないのは、日本人のよくないところ
(オマケ)藤子F不二雄先生は天才です。 生活の中からネタを探し出す、 先生の目の付け所から学ぶところは多い。
司会で大活躍だった、塾長からは、 「平凡王、非凡王のどちらが良いか悪いかではなく、 そこを意識することが大事」 と、コメントがありました。
◎最後に
僕らと世間のズレを認識するワークショップでしたが そこからの気づきは、多様性を知って活かすこと。
あと、今回は「100人に聞きました」の再現、 というかパロディに、かなり注力しました。 これも仕事ではなかなかできない、いい経験でした。
あた、実際に集まったデータは約300人分。 改めて、全データでの集計を行い、 その比較を報告したいと思います。
0 Comments.