第1回 特別ワークショップのレポート ナベ

こんにちは。2期生のナベです。 今回は特別ワークショップということでディズニーランドに行ってきました。 今回の目的は「ディズニーランドのすごいところ」をレポートする、というもの。 事前に各自が本(内容は自由)を読み、その中から「すごい!」と思ったことを検証するという流れ。 僕が読んだ本は、 「ディズニーランドの空間科学」 山口有次 著 「すごい!」と思った点はキャスト(従業員やアルバイトなどのスタッフ)の対応よりも、何億もかけて作ったアトラクションや建物といったハード部分。 本によると、 ・パーク内の奥に行くほど色彩が鮮やかになり、非日常感、ワクワク感をアップさせる仕掛けになっている ・大規模なアトラクションほど、その他のアトラクションとの距離が取ってあり、行きはワクワク感を、帰りは余韻に浸らせる間を作っている ・ランドとランド切れ目にどちらのランドにも共通な中間のイメージの場所がある といったハード面の工夫があるとのことでした。 僕はこの3つを確認事項としてあげました。 ということで、早速検証。(写真は手前のエリアから) まずはパーク入口 iriguti1 ワールドバザール kaimono トゥモローランド モンスターズインク monsuta シンデレラ城前 sinderera-yuka アドベンチャーランド ジャングルクルーズ jyanguru ウエスタンランド ビッグサンダーマウンテン bigusanda クリッターカントリー スプラッシュマウンテン suourassyu トゥーンタウン toon-yuka トゥーンタウンの子供広場は結構派手(子供が飛び跳ねるため柔らかい) toon-yawaraka ファンタジーランド(一番奥エリア)ハニーハント fanntaji-hani う~ん、正直あまり賛成はできず。 後からできたトゥーンタウンがたまたま派手だっただけなのでは? アトラクションの余韻に関しても、大きめのものは後から作ったので、パークの一番端にできただけでは? と感じました。 では、ランドの中間層はどうでしょうか? ファンタジーランド(手前)~クリッターカントリー(奥) fantaji-kuritta1 ウエスタンランド(右)~アドベンチャーランド(左) kuritta-uestan トゥモローランド(左)~ファンタジーランド(右) toon-fantaji とどこもスパッと切れている感じ。 また、中心のシンデレラ城近辺からだと アドベンチャーワールド入口 adobentyairiguti トゥーンタウン入口 toontawn とゲートで区切れています。 中間層というよりはゲートや橋があり、そのポイントではエリアごとの音楽を切り替えたり、ちょっとした仕掛けではっきりエリアが分かれるようになっていました。 ということで、確認事項は後づけ、本は伝説化しすぎということでレポートは終了! と思ったのですが、ここで終わらせてしまっては塾長に怒られます(笑) そこで、一緒に回っていた事務局の藤田さん(ディズニー初体験)が、あまり楽しめない、という話を聞き、ディズニーを楽しめる人、楽しめない人の差ってなんだろう?と考えました。 実を言うと僕もそんなに好きな方じゃないので・・・。 では、楽しめないのはなぜ?と最初に考えたのはディズニーキャラに思い入れがないから、という点。 たしかに僕も藤田さんも全くディズニーキャラには思い入れがありません。 キャラ、という意味では先月行ったガンダムEXPOの方が100倍面白かったです。 ですが、ディズニーキャラなんて全く知らないだろう小さい子供も笑顔で走り回っていますし、楽しんでいるお客さんみんながディズニーキャラに思い入れがたくさんあるとは考えにくい。 そこで、思ったのが、ディズニーという「キャラもの」を使った非日常性、ということ。 そのためにディズニーランドでは、現実を感じさせてしまう園内放送がなかったり、現実の世界であるパーク外からパーク中が、パーク内からパーク外が見えないよう、建物の高さや植木の配置が工夫されています。(スプラッシュマウンテンからは外が見えましたけど) さらにアトラクションでもない建物をしっかりと建てたり、売店やキャストの衣装などにもそのエリアごとの工夫があります。 これならキャラに対して思い入れがなくても、そのキャラのいる世界は普段の日常とは全く違い、その世界では自分が主人公として冒険することで楽しめます。(もちろんキャラが好きならキャラと一緒に遊んでる気分になれる) これは、普通の遊園地と比べると、より感じるのですが、普通の遊園地はアトラクションにのらないと全然面白くないのですが、ディズニーランドは非日常の世界観があるせいか、アトラクションに乗らなくても(並びすぎで乗れなくても)建物を見ていたりグッズショップを覗くだけでもおもしろい。 見てるだけでも異世界で楽しい adobentya2 sekaikan2 これは普通の遊園地と比べると大きな違いです。 次にキャラもののイベントと比べると、キャラもののイベントではキャラを知らなければ全然面白くないのに対し、ディズニーランドでは、アトラクションが40以上あったり、話がわからなくても楽しめるショー、パレードをしています。 これはキャラものイベントにありがちな、展示物を見るだけだったり、ちょっとしたショーがあるだけのイベントとは全然違います。(規模が違うというのもありますが) なので、ディズニーキャラを知らないお客さんでも楽しめる要素がたくさんあります。 さらに、あたりを見回したところ、それ以外にも普通の遊園地とは違う点が気になりました。 それはお客さんの「浮かれっぷり」です。(好きじゃないとかいいつつ、塾長のブログを見ると、僕もけっこう浮かれています。) 多くの方がディズニーキャラのかぶり物をかぶったり、ちょっとしたアクセサリーのようなものを身につけてニコニコしています。 これも非日常性と繋がっていますが、人は普段着ない衣装を着るとテンションが上がります。 かぶり物を選ぶお店にも人だかり bousi-katteru1 その場でかぶって記念撮影する人も baousi-katteru21 ポップコーンの入れ物を首から下げる子供も多い poppkon こんな小物もけっこうみんなつけてました burasage1 ここで、思ったのが「お祭り」です。 お祭りの神輿はパレード、半被などの衣装は、キャラのかぶり物やアクセサリー。 好きなキャラの衣装を着たり、アクセサリーをつけて好きなキャラになっり、キャラ好きでない人もかわいいかぶり物やアクセサリーをつけて仮装パーティーのような楽しみがあるのでは?と感じました。 お客さんすらもキャストの一員で、同じ飾りをつけ、同じ空間を楽しむといった一体感もある気がします。 つまり、ディズニーランドは「キャラもの」と「遊園地」、「お祭り」をハイレベルでミックスした場所であり、「遊園地」というベースの上に、アトラクションの楽しさだけでなく、「キャラ」というディズニーが好きな人は、ディズニーの世界観、キャラへの思い入れ、という楽しさと、ディズニーをよく知らない人も「お祭り」のようなワクワク感、一体感、による楽しさがあるのかな、と思いました。 ただし、ミックスをしているため「キャラ」「遊園地」「お祭り」それぞれを別物としたときの楽しさは消えてしまっているという点もある気がします。 つまり、オール4的な楽しさになってしまい、総合的に楽しめる人や雰囲気が好きな人はめちゃくちゃ楽しいですが、僕や藤田さんのような目的一直線型の性格の人にとっては、 「キャラもの(キャラを楽しむ)」→ガンダムならガンダムのイベント 「遊園地(乗り物)」→富士急ハイランド 「お祭り(騒ぐ、一体感)」→だんじり祭りなど のほうがわかりやすく楽しく感じてしまうのではないでしょうか? もちろん、どっちがいいとか悪いではないです。 ということで、最初とは着地が全然変わってしまいましたが、 僕のレポートの結論としては、 ディズニーランドのすごいところは、「キャラもの」「遊園地」「お祭り」のいいところをめちゃくちゃ高いレベルでミックスすることで、多くの層を楽しませることに成功させている。 結果、来場者が増えお金もたくさん儲かるので、ますますソフト面、ハード面に投資ができる、という好循環を生み出している。 以上です。 おまけ キャストの方々のサービスがすごい!といろいろな本が出ていますが、 HPを見ると、 ディズニーランドは 広さ 51.0 ha 正社員 2,399人 テーマパーク社員 763人 準社員 18,788人 となっています。 対して、面積がほぼ同じよみうりランドだと 広さ 50.0 ha 正社員 189名 アルバイト等は不明 となっています。 単純に比較はできませんが、 正社員だけでも10分の1以下の人数でカバーしていることになります。 それぞれのキャストの方々がすごいってのもあるんでしょうが、それ以上にキャストが多いことで、気づくことや対応できる部分が多いってこともあるんじゃないかな?と思いました。 もちろん、10倍以上の人件費を払ってもパーク運営が成り立つ、というすごさがあるのですが。
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