Archive for the ‘二期生ワークショップ’ category

【第9回】ワークショップ報告 (2期生のスケジュール管理)

3月 9th, 2010

こんにちは、2期生のゲン&タケです。
2010年3月7日(日)にワークショップを開催しました。

【やったこと】


テーマ: 決めたことが実行できないのはなぜだろう?
目的: 実行可能なスケジュールを立てる力を身につけたい。
手段: 当番が体験したワークショップ当日までの経緯(勉強したこと、スケジュールの組み方、実際のやり取り、気付いたことなど)を塾生に共有。実行に起こすために何が必要かを知ってもらい、実際のワークショップとしては、1期生がやった「クイズ100人に聞きました」を実施するという前提で実施までのスケジュールを作成させた。

【なぜこれをやろうと思ったか】
やるって決めたはいいけどやらないことがおおいよね?
なんでだろう?それをテーマにできないだろうか?
という話から始まった。
本人のやる気じゃないの?
こうを言われるとそうだけど、決してやる気が無いわけでもない。
じゃあ、なんで?
やる気はあっても、どうすれば実現・実行できるかがわからないのでは?
こういうときにはどうすればいいの?
やるって決めたことをプロジェクトに見立てて、スケジュールをきっちり立てることで防げるんじゃないのか?
でも、スケジュールは立てるだけじゃダメで、それを如何に守って実行していくかが重要。
このことは2期生みんなに欠けている部分だと思うので、このプロセスを皆で共有して次回に生かせるようになれば、有意義に違いないと考えたから。

【当日の流れ】
1. 当番がスケジュール関連書籍から学んだこと

2. このワークショップの準備段階で経験したスケジュールの管理・実行での反省点や気づきを共有

3. 実際に塾生達にスケジュールを作成する体験をしてもらった。

【情報共有】
3冊の書籍を取り上げた。
時間管理の基本とコツ(著者:水口 和彦)
グズに効く!時間管理術(著者:ジェン・イェガー)
時間管理術(著者:佐藤和一)


各書籍からポイントを3点に絞って紹介。
資料を用意していたが、そちらに気がそれるのを避けるため、後で配ることにしたのですが、かえって上手に伝えることができなかった。
続いて、当番が体験したことを共有。
2人でやるということ、2人のルール、気づき、反省点を紹介した。
書籍の内容より当番の実体験のほうが理解できたようで、後にやってもらったスケジュール作成でも取り入れられていたのは嬉しかった。
ここでは、スケジュールの立て方についてもっとしっかり伝えれば、より有意義な時間になった。

【スケジュール作成】
情報共有の時間を通して得た知識は、すぐに実践。ということで、1期生がWSで行った「クイズ100人に聞きました」をネタに、その2期生版を5月23日(日)に実施するという前提でスケジュールを立ててもらった。

本気で作成してもらうために、作ったスケジュールの評価が不合格と判断されたペアは、罰ゲームとして2週間以内にスケジュールを再提出しなくてはならないというルールで実施した。
最下位のペアには5/23に実際ワークショップをやってもらうという罰ゲーム案も出たが、そこは仏のゲン&タケペアなので、やさしめの罰ゲームを設定した。でも、グループワークなので再提出するには再度1回は打ち合わせする必要がある。

「クイズ100人に聞きました」は、知らない塾生もいるので、番組の動画を見せつつ1期生がやったワークショップを具体的に説明。
そのあとペアを組ませて、2人でスケジュール作成を約2時間の予定で作った。
スケジュール作成をペアにした理由は、2人で合意をとりながら作成して欲しかったから。

フォーマットをプリントしたA3用紙と付箋で作成してもらったのですが、作成例も渡したし、1期生がやったときのラフな進行スケジュールも渡したのに、当番が考えていた形のスケジュールにはしてもらえなかった。


これについては、情報共有で当番の体験をしっかりと伝え切れなかった部分に問題があったのだと思う。また、作成時間も40分ほど延びてしまった。

【ランチ】
2月25日に実施されたこっしーの「二期生初のワークショップ共有会考えるヒント」に参加した当番のタケは、みんなが昼食に不満があるのを聞いて、ぜひ改善したいと思い、10種類のお弁当を用意した。
評判は良かったが、ランチタイムをいつもより短い30分に設定したので、もうすこし余裕を持った時間配分にできればよかった。

また、ランチの際に、この日が誕生日のこっしーと今週誕生日のトモ、そして婚約発表したトミーにちょっとしたサプライズ。みんなでお祝いの言葉とともにクラッカーを鳴らし、特別なスイーツでお祝いしました。誕生日の2人には、みんなから2人が興味ありそうな本もプレゼント。

【スケジュールレビュー~合格・不合格の評価】
ペアで作成したスケジュールを塾長・事務局に各チーム5分で説明。


説明後、塾長・事務局は別室で採点。
その間、塾生には当番2人へのフィードバックを配布したシートに記入してもらった。
ワークショップ中に“当番に”フィードバックしてもらうのは初めての試み。

作成したスケジュールの合格、不合格の基準は、実行可能かどうか。
ペアの相手の都合や自分達の当番の予定などを考慮したスケジュール組みになっているかもポイントでした。

結果は、全員合格。罰ゲームはなし、よかったですね。
結構みんなしっかり作れてました。

当初の予定よりも2時間オーバー、ワークショップに参加してもらった事務局、2期生には申し訳ない気持ちだったのですが、総評ではみんなが最初のほうで、当番の説明に困惑していたことがわかり、さらに申し訳ない気持ちが。ここでも、ワークショップの設計のあまさが出ていました。
スケジュールのワークショップなのに、当番が1番スケジュールをしっかり立てれていないことがわかった今日1日でした。

【当番の反省点と気づき】
・「決めたことをやり遂げるには何と何が必要」という全体像をはっきりさせた上で、今日はこの部分をやりますと明確に伝えられなかったため、みんながモヤモヤしたなかで進んだ。
・リーダーを決めてれば良かったかもと思った。
・最初に決めたルールを無理に守ろうとするのではなく、2人に会う形にチューニングすればよかった。
・スケジュール作成について、当番の視点でのオリエンしかできていなかった。
 塾生達の考える疑問点等を考慮できなかった。リハーサル不足。
・自分達のワークショップのスケジュール見込みが甘かった。隠れたタスクが後から出てきた。
・塾長、事務局、塾生などのリソースを活用してもいいという気づき。言われて初めて、「それやってもいいんだ」と気づくんじゃなく、最初からダメって言われてないんだからやればいいんだってこと。それがなかなか気づかないのだけど。
・スケジュール作成のペア組みを事務局とかを入れてストレスをかければよかったんじゃないの?テーマ、目的、設計などほとんど決まったことをやるわけだから。
・出来ないということを認識させてから、こうやれば出来るんだと感じてもらえる設計についてもっと考えるべきだった。
・時間の見積もりが甘かった。

【当番に対するフィードバック】
良かった点(内容じゃないところの評価が高いw)
・お菓子を準備したことは良かった。
・ランチのバリエーションが多くてよかった。
・全体の動きを見ながら進行を調整していた。
・人のスケジュールの立て方を垣間見れた
・これまでのスケジュールの振り返りがあった
参考になった点
・お弁当のバリエーション
・動画はわかりやすい
・タスクの分解の仕方
・スライドの作り方(PPT?)
・1人1人に声掛けしながらやってた
・サプライズがあった
・人とやるときにルールを決めることが重要ということ
・1期生のワークショップを利用したこと。
改善点
・スケジュールを決める際の前提条件があやふやだった
・今日の目的が明確に伝わらなかった。
・時間の見積もりが甘い
・スケジュール作成を当番自身も実践して検証した方がよかったのでは?

以上

【第8回】ワークショップを行いました!

2月 8th, 2010

こんにちは、2期生のトモです。

2月7日(日)に2期生第8回目となるワークショップを行いました。

当番は、こっしー&トモ、事務局は2期生では初の塾長でした。

 

今回我々が行ったのは「評価」についてのワークショプです。

このアイデアの出発点となったのは、“先入観から解放されたい”という考えからでした。

日々の中で、先入観や固定概念、考え方の癖、他の人の情報や評価などに、

判断や考えが左右されてしまう場合があります。

そうしたものを完全に排除することはできませんが、自分自身の傾向を知り、それを前提とすることでより公平で客観的なものの見方に近づくことができるようになると考えました。

そこで今回のワークショップでは、身近な「判断」の一つである「評価」題材に、普段は自分たちがどのように評価をしている/されているのか、そしてそれはいかにアンフェアになりうるかを検証してみました。

 

■目的・手段・テーマ

 【テーマ】

各自の評価基準(≒判断基準)の傾向と「評価」がいかにアンフェアになりえるかを知る。 

【目的】

1.公平で客観的なものの見方に近づきたい。

2.いかにアンフェアな評価をされているか知る。

 

【方法】

1.宿題であらかじめ行った「評価」をもとに、各々どのような傾向をもっているかを検証する。※【宿題】今までに実施した全7回分のワークショップを“成功度”という観点から100点満点で評価をしました。

2.   1で学んだことを活かせるか、プレゼンを行い評価を行う。それをもとに検証を行う。→プレゼンのお題などに関しては後述。

 

■はじめての、「座学」~予備知識の時間~

今まで2期生のワークショップは、とにかく体験してみるワークショップが主流で、座学はほとんど行ってきませんでした。

今回のワークショップでは、経験のない人にとっては難解なモノ(ツール)を情報の可視化の手段として用いたこともあり、ワークショップの肝である検証を始める前に、「予備知識の時間」として当番が参加者に対して説明を行う時間を設けました。

内容としては、下記の通りです。

・主観と客観

 すべての人に「主観」は存在するので、完全な「客観」はあり得ない

・良い評価・問題ある評価とは?

 良い評価は、適切な評価基準を設け、それに沿って評価を行うもの。そして、評価される側が正しく評価を受け取れるようにその評価基準を開示することが大切。

・評価される側として知っておいた方がよいこと

 主観がある限り評価者によって大なり小なり評価基準が異なること、1点の価値は評価者によって異なること、評価者によってランキングも異なること。

 よって、単純に自分の点数や平均点や総合点にばかり目を奪われていると、評価の全体像、ひいては適切な自分の評価を見誤る可能性が高い。

・可視化に用いた偏差値について

 「平均値が50、標準偏差が10となるように標本変数を規格化したもの」

偏差値=10×(元データー平均)÷標準偏差+50

※標準偏差=平均値からのばらつきの大きさ

 受験などでお馴染みの「偏差値」を、今回は評価者それぞれの得点を偏差値化することで、評価者にとっての点数の位置を把握し、評価者同士の得点の比較をしやすくした。

※参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E5%B7%AE%E5%80%A4

 

実は当番2名は今まで統計学に疎く、偏差値について説明するのに苦労しました。参加者に理解を深めてもらうために取った時間なのですが、塾長に補足説明をいただき、なんとか塾生へ伝えることができたと思います。

 

■いざ検証!

今回あらかじめ宿題で、「今までに実施した全7回分のワークショップを“成功度”という観点から100点満点で評価」をしてもらっていました。その評価を題材に、いざ検証です。

 

まずは、お題に対してどのように採点したか?という、それぞれの評価基準をA3用紙に記入し、それを発表してもらいました。不明点などをその都度質問し合いながら、それぞれの評価基準を把握しあい、評価基準の書かれたA3用紙を全員がみえるよう壁に貼っていきました。

この時点で主に見られた評価項目としては、当日の運営・進行、目的の達成度、満足度、完成度、準備、コンテンツ、学びや気づきがあったか?などでした。

ここで得点の付け方は大きく2つに別れ、1つ目は初めにつくった評価項目ごとの得点を積み上げて合計点を出す方法、2つ目は全体の順位を大まかに決めてから評価項目でバランスをとるというものです。

ここで感じた事は、いくら自分の採点の根拠に、評価項目というラベルが貼ってあっても感覚的に評価をしていることがあるということでした。実際に、自分を含めて評価基準の説明をしている時にも、「これは主観的なことなんですが」「感覚的なものですけど」ということを話す人が多かったのです。

評価をするということは、その時の状況や立場によって簡単に変わってしまうことがありますが、その評価の根拠にしている前提を開示することがとても大切なことだと思いました。

 

■可視化された点数を見ながら・・・

全員の発表が終わった後、宿題の集計表、偏差値化した表、評価幅、ポジショニングマップ、類型化したグラフなどを見て行きました。

このポジショニングマップは、コレスポンデンス分析という手法で行いました。ものすごく簡略して説明しますと、「複数の変数間の類似度や関係の深さを調べるための手法。結果を散布図の形で表す」というものです。

ちなみに、この説明でも手間取り、再び塾長から説明をしていただきました。さらにデータをグラフ化するなどの可視化するツールは、自分の持ちネタを増やしておけば良いというアドバイスも。

自分たちでわかっている(手法の考え方やエッセンスレベルでしたが)のと、それを他のひとに伝えることの難しさを改めて実感しました。

 

その後、その可視化されたものを見ながら参加者同士で質問をしあうことで、自らの傾向をきちんと認識する…予定だったのですが。

期待していたほど質問がでませんでした。当番も、質問を用意していましたが実際にやってみるとかなり難しいものでした。質問に答えることで、自分の評価基準の考え方や癖を自覚できると考えていたのですが。

このままでは、自分の評価基準を発表しあって、なんとなく質問に答えて、なんとなく終わってしまうのでは?と当番は非常に焦りましたが、その時点でリカバリできませんでした。

 

■プラン変更

時間がかなりオーバーしてきたこともあり、後半戦のためのプレゼンの課題発表と発表者のくじ引きを行い、ランチ休憩をはさみました。

そこで、ランチ休憩中に塾長に相談し、プレゼンの評価の検証方法を変更することになりました。

 

■プレゼン実施!

ランチ休憩開け、発表者には別室に異動してもらい15分間でプレゼンの準備をしてもらいました。

その後、3分を目安に「自分が最も素晴らしいと思う店舗とその理由」を発表者(大塚さん⇒とみー⇒ゲンさん⇒ナベ⇒タケ)からプレゼン。そして、「説得力」をという観点から100点満点でそれぞれ評価を行いました。

それぞれが、本屋、スーパー、映画館、接骨院など本人以外はよく知らない店が紹介されました。みんな各々の評価基準で採点していきます。

 

 

■再度、検証!

さきほど検証方法を変更すると書きましたが、早速実施しました。

方法としては、下記の通りです。

①    一人ずつ評価基準をかいた用紙を見せながら発表

その際、プロジェクタで各々の点数表を開示し、その都度質問をしていく。このとき、ただ質問を募るのではなく、当番から質問を出してもらうようランダムに指名をし、できるだけ質問をしてもらうよう努める。

また、評価基準を書いた紙を当番の判断で似ているもの同士が近くになるよう壁に貼っていく。

②    全員の発表が終わった時点で、壁に貼った評価基準を全員でグループ化

③    偏差値やグラフなど(ポジショニングマップは用意せず)を開示し、全員で本当にそのグループ化でいいかどうか検討し再グループ化

①発表

まずは一人一人発表。評価基準に対しての質問を行いました。

特徴的だったのは、「その店に行きたくなったか」という項目をつくっていた人が半分以上いたことでしょうか。人によっては自分の住んでいるところから遠いから行きたくないという判断もあり、店の内容とは関係のない理由で評価が下がってしまいアンフェアではないのかという指摘もありました。

そうしたこともあり、自分が興味のないものは自ずと評価が下がってしまうので、他人に薦められるかどうか、という基準であれば、その条件に会っている人の立場になって考えられるので、自分の興味を切り離した判断ができるのではという藤田さんからの意見もありました。

そうした様子を見て、「本質とは関係のないところで影響を受けて評価をしている、されているということを知っておいた方がいいね」、との塾長からの指摘も。

 

②評価基準をグループ化

全員の発表が終わったところで、当番の振り分けた考えが近いもの同士のマッピングを検証。

当番は、大きく「自分が行きたいか行きたくないか」など気持ちに重きを置いたグループと「論理性、具体性」などロジカルに判断したグループに分けていました。

それをもとに、まずは、基準となるように極端な例を両端にプロットし、後はそれぞれがどちらの考え方に近いかを自己申告で決めていきました。

 

③偏差値、グラフを見ながら再グループ化

実際に偏差値化した得点を見てみると、はじめにしたグループ化が合っている部分もあれば異なる部分もでてきました。また、似ていると思ってもグラフに照らし合わせると違う部分が発見されたりしました。よく「数字が読めるようになりたい」という声を聞きますが、最終的には人間がどう判断するかというとではありますが、こうして可視化することで、より数字を客観的に眺めることが出来るのだな、と実感しました。

そうするなかで、より自分自身や他の参加者の評価の傾向が浮き彫りになっていきました。

また再グループ化の結果、かなり変更点もあり、非常に興味深かったです。特に自分の場合は、はじめにわりと私情の入った評価基準が集まった左側に置いていたのですが、あとから中央部分に移りました。

※プレゼン得点

※プレゼン偏差値化

※グループ化

※グループ化

 

 

■    ワークショップ終了

今回のワークショップでは、普段わかっているつもりの「人はそれぞれ全然違う考え方を持っている」ということを実感しました。そして、意外とそのことをきちんとわかってはいなかったということも。これはすごく大事なことだと思っていて、なぜならよく「他の人のことを考えて行動することが大事」といいますが、違うことそのものが分かっていないと考えられないし行動もできないからです。

また、統計学的処理を行うことで色々わかることがあると同時に、その数値の意味そのものは自分たちできちんと考えていかなければ意味がないことも学びました。つまり、「数字」は道具にすぎないわけで、考える力が大事、ということです。そのことをわかった上で、道具を増やしていくことがこれから必要になっていくと思いました。

また今回は当番として参加し、ワークショップ設計段階から関わっていたので、評価基準なんて評価する項目を変えれば結構簡単に変わるのではないかと考えていたのですが、それは間違いでした。自分の中では、プレゼンの評価基準は今までとは異なる評価基準でいこう!と思っていたのですが、結局わりと主観と感情的な要素が入ったいつも通りの基準になってしまいました。

基準は各々が決めれば良い、ただし、その根拠となる理由は開示されていなければならないという塾長のコメントが印象に残りました。

かなり時間をオーバーしてしまいましたが、改めて自分の評価基準を考え直す良いきっかけとなりました。

ただ、座学での説明が上手くいかなかったり、検証の時間が思うように進まなかったりと色々失敗もありました。

また、事務局からはその理由の一つとして準備不足だった面も指摘がありました。

こうしたことも含め、今回の経験を塾内で再度共有し、今後のワークショップへ反映して行ければと思っています。

1月開催「第7回ワークショップ」

1月 18th, 2010

みなさん、こんにちは。mixbeat事務局のウライです。
改めまして今年もよろしくお願いいたします。

 

1月のワークショップは、塾生が当番ではなく、事務局が当番として運営させて頂きました。

【テーマ】
今回のワークショップは2部構成でした。

第1部:「発想力の向上」
・固定概念や、自ら設けたアイデアの制限などから解放された発想が少しでもできるように。
・ただ「誰もが考え付く奇抜な発想を思いつく」だけではダメで、誰もが納得・理解するよう伝えることを意識して発想できるか。

今回のワークショップでは
「発想力」を
・自分だけが思いつくことができて、
かつ
・多くの人や伝えたい相手に、それをしっかり伝えることができる
と考えて、この2つの能力が少しでもアップしたいと考えました。

第2部:「事務局からのアドバイス」
事務局+塾長から、2期生に何らかしらのアドバイス・ノウハウレクチャーの場を設けたいと思いました。

事前に2期生から「この際に事務局&塾長に聞きたいこと」を受け付けて、各人なりの回答を発表内に盛り込みました。

【事前課題】
事前の課題として、2期生には2つ作業を依頼しました。
①第1部の発想力の課題として
・【あたまに「ち」のつく、丸いもの】
・【「ハイブリッドカー」を、想起させるの単語を3つ】
これらを、「他塾生や塾長・事務局が考え付かないであろうあなただけのオリジナルで表して」答えを送ってもらいました。

②「この際に事務局&塾長に聞きたいこと」を「Googleモデレーター」を使って、塾生から質問を募集しました。
mexbeatに参加している上での「質問」から「相談」、「苦情」、「悩み」など、事務局が主催する今回だからこそ、気軽に聞いてもらいました。

【当日】

久しぶりに一堂に会しました。

■第1部
『発想力』を向上させるため、2種類のトレーニングを行いました。

①「1/銀河」トレーニング
・「1/銀河」とは、米光 一成氏(立命館大学映像学部教授、『ぷよぷよ』などゲームを多数手がける)が考えた、発想力を鍛えるためのトレーニングで、【あたまに「  」のつく、○○なモノ】という条件下で、自分だけが思いつくことが出来でき、しかも周りの人に納得させられる単語を発想するためのトレーニングです。

課題でだした、【あたまに「ち」のつく、丸いもの】のほかに、当日は…
・あたまに「ふ」のつく、大きいもの
・あたまに「う」のつく、黒いもの
・あたまに「と」のつく、赤いもの
・あたまに「お」のつく、怖いもの 
・あたまに「う」のつく、転がるもの

を問題として提示。みなさんはどんな単語を発想しますか?

※みんな必死に考えてます!

※いろんな答えがでました。

 

 

②「連想系」トレーニング
・1/銀河と逆で、「ヒントから答え」を発想するのではなく、「答えからヒント」を発想し「自分だけが思いついたことを、多くの人に伝えるように」を意識する
・【「 」を、想起させるのにベストな単語を3つ】という条件下で、自分だけが思いつくことが出来でき、しかも周りの人に納得させられる単語を発想するためのトレーニング。

課題でだした、【「ハイブリッドカー」を、想起させるの単語を3つ】のほかに、当日は…
・「エコポイント」を、想起させる単語(センテンス)を3つ
・「格安(激安)ジーンズ」を、想起させる単語(センテンス)を3つ
・「石川遼」を、想起させる単語(センテンス)を3つ
・「新型インフルエンザ」を、想起させる単語(センテンス)を3つ
・「マイケル・ジャクソン」を、想起させる単語(センテンス)を3つ

を出題しました。結構難しいですよね…。一応、2009年話題になった商品・サービス・人物をテーマにしました。

※難しいながら、みんな考えています。

 

ルールと進め方は、ほぼ一緒で、大前提として「自分だけが思いつき、かつ他塾生や塾長・事務局が納得する単語を出した人が高得点」。

点数の決め方は、
・答えが塾生間でかぶったり、あと事務局側が用意した「NGワード(ありきたりな答え)」を出すと「0点」。②は3つですので、重なった単語を答えから排除。
・誰ともかぶらない答えを、考えた人の名前を言わずに司会が発表していって、発表後5秒間で司会を除く全員が挙手でジャッジ。
※「納得しない・意味がわからない」場合は挙手せず(0点)
※「答えとして納得したら」片手を挙手(1点)
※「納得して、なるほど凄い」と思えば両手を挙手(2点)
※自分の答えでも挙手もOKだが、得点へのカウントせず。

進め方は、

司会がお題発表あと、
・2分間で、その解答用紙にオリジナル(だと思われる)答えを記入
・2分後事務局が回収し、塾生同士かぶっている回答を排除
・答えを回収・仕分けしている際に、司会から事務局が考えた「ありきたりな答え」を発表。該当する回答を排除
・仕分けが完了したところで、司会からオリジナルな回答を1つずつ発表。その後5秒後に挙手させて、挙がった手をカウントする。

※いい答えだと、この様に多く手が挙がります。

さらに「頭の中だけで考えるのと、自分の思考を可視化するのとで、答えを発想するのにどれほど違うのかを感じる」こと「紙に書くことで自分の思考過程に、どのような癖があるのか認識できれば」ということで、答えの出し方も以下の2種類を設けました。

①「頭の中」だけで、答えを導き出すやりかた
②「紙」に自分の思考や、答えまでたどり着いた過程などを記入して答えを出すやりかた

 
このような流れでしたが、2分というシンキングタイムは反省点です。もう少し長くて良かったと思うし、なかなかオリジナルな発想をするまで時間が足りなかったかなと感じました。

■第2部
2期生の後半戦の活動に向けて少しでの役に立つことがあればと考え「事務局からのアドバイス」の時間を取りました。

 
2期生から事前に私塾に関することを中心に、質問・相談を投稿してもらいました。

(質問例)
・mixbeatにおいて自身が一番大事だと思うことは何ですか?
・mixbeatを運営していくにあたって、メンバー個々人のmixbeatに対する「熱意」「積極性」をどう扱っていくのか。
・WS設計の段階でやりたいことを検討していると 決められてもいないルールを勝手に自分でつくってしまい 発想が貧困になります。 もっと柔軟な発想をするためにはどうすればよいでしょうか?
・「mixbeatと自分の人生がこういう絡みかたをするのが理想だなあ」という感じで、みなさんのキャリアあるいは生活のなかでのmixbeatの位置づけをおしえてください。
・毎年一人は塾生を卒業したら、事務局側で運営をしていくようにするのですか。
・一年間が終わった一期生とはどのようなコミュニケーションをどの位の頻度でとっていますか?

などなど、数としては20弱程度。

普段なかなか聞けないことや、確認したかったことなど2期生からもいろいろ意見をもらいました。
事務局や塾長からも、私塾に対する考えや忌憚のない意見も出て、この時間は2期生にとっても事務局側にとっても有意義だったのではと思います。

来月頭から、2期生のワークショップも2順目に入ります。
昨年と違って当番も5月まで決まっていて、すでにそれぞれ準備も始めているようです。

1回目とは違って、どれだけ完成度の高いワークショップになるのか。今から楽しみです。