こんにちは、12月のワークショップの当番、ニッソです。
去る12月7日の日曜日に、5回目のワークショップをやりました。
■ユーザビリティってなにかね
12月のテーマは、
【ウェブサイトの使い勝手を、お客さんの視点でチェックしてみようー】
です。
何が狙いかというと、ウェブサイトのユーザビリティっていうと、
とても難しい言葉に聞こえますよね。
でもほんとうは、自分が1ユーザとして、
「使いづらいなあ」
「どう操作したらいいかわからん」
と感じていることこそが、ユーザビリティの改善のヒントだったりすることを
体感してもらうのが目的です。
■宿題やってきた?
当日までに、塾生のみんなには、ある旅行予約サイトを使ってもらい、
鹿児島の屋久島までのツアー予約をしてもらいました。
そのツアー予約のプロセスで、不便に感じたところを、
各自から発表してもらいます。
その旅行予約サイトは、事前の宿題のネタとしては、もってこいで、
【結局、塾生8人のうち、予約できたのは半分以下】
という素晴らしい結果を残してくれました。
このサイトの神がかった使い勝手を少し紹介しておきます。
◎どのツアーにするか選ぶときに、肝心の「料金」すら表示されていない
◎ツアーを検索したときに、当てはまるものがないと、「NO回答」という表示
◎予約したいツアーが満席のときに、「売り切れ」という表示
◎極めつけは、ウェブサイト予約なのに、夜の22時以降は予約できない
◎そして時間外は予約できないことは、ある程度、予約のプロセスをした後に分かります。
なので名前も住所も入力して、ツアーもばっちり決めた後に、
「予約できないっす」と表示され、イライラがピークに達するw
と、こんな感じです。
宿題だから、みんな最後までイライラしながらがんばってくれたけど、
きっと普段なら、予約しないであきらめちゃうか、
ほかの旅行予約サイトに行っちゃうか、
ウェブサイトじゃなくて、電話か店頭で申し込みをするんでしょうね。(他社でね)
たくさんお金をかけて広告からお客さんを引っ張ってきても、
どんなにきれいなパンフレットを作っても、
ほかの会社よりも格安のツアーを用意しても、
サイトの使い勝手が悪い、ということで、お客さんはどんどん逃げてしまうわけです。
そのことを、みんなにはイライラと引き換えに宿題で学んでもらいました。
宿題をやってきたみんなに、一緒に当番をした、たっちーから、
ユーザビリティの大切さを説明してもらいます。
たっちーは、この世界のプロなので、直接、説明してもらえたことは、
みんなにとって大きな学びになったと思います。
ボクも当番なんだけど、ほうほう、と聞き入ってましたw
■さあ、みんなで考えよう
ひと通りの知識と、事前の宿題をこなした塾生は、
地味にレベルアップしました。
今度は、4人-4人のチームに分かれて、もういちど、
旅行予約サイトに挑んでもらいます。
今度は、業界大手の旅行予約サイトです。
具体的なサイト名は言いたいんだけど、社会から抹殺されそうなので、
控えさせていただきますw
<チーム作業の課題はこんなの>
・その旅行予約サイトで、家族3人で、パリまでの海外旅行を予約します
・そのなかで、使いづらい改善ポイントを洗い出してもらいます。
・その改善ポイントをどう改善したらいいのか、という提案まで出してもらいます。
・で最後に、事務局に対して、プレゼンをしてもらう、という流れ。
【気になるチーム分けの瞬間】

みんなにはランチを食べながら、作業をしてもらいました。

ちなみに、今回、用意した弁当の評判はまあまあ良かったようです。
当番のボクが唯一、輝いた瞬間ですw
■最後にプレゼンだー
宿題のサイトほどじゃないんだけど、
この大手旅行サイトも結構なイライラサイトだったみたいですねw
一番のネックになったのは、ツアーの検索をすると、30秒近く待たされること。
30秒間のイライラを何度も経験して、塾生は「忍耐」を学んだようだw
で、最後のプレゼンに挑むわけですが、
ボクが見たかぎり、宿題のときとは、はるかにデキが良くなったと思いました。
改善ポイントの着眼点もそうですし、改善提案も的外れなものはなかったですし、
こんな短い時間ですが、ユーザビリティについての考え方を吸収してくれてたのなら、
今回のワークショップを企画した甲斐がありました。
■ちなみに、今回のチーム分けにはある秘密が

個人の吸収力もあったと思うんですが、
今回のチーム分けにはある趣向を凝らしまして、このチーム分けの絶妙さも、
チーム作業がうまくいった要因なのではないかと自画自賛していますw
今回のチーム分けには、ハーマンモデルという概念を使いました。
事前に簡単なアンケートを取って、その回答内容から、
「脳」の思考タイプを明らかにするというものです。

(こちらのサイトからお借りしました。ハーマンモデルについて詳しくのってます)
それぞれの回答内容から、この4つの脳タイプに分類できるんですね。
このタイプによると、自分と対極にある人とは、うまくコミュニケーションを取りづらい、
という傾向があるみたいです。
たとえば、Aの「論理脳」タイプの人と、Cの「感情脳」の人。
人の好き嫌いということではなく、もう思考の仕方が違うんですね。
じゃあ、このAさんとCさんがチームを組むと、取っ組み合いのケンカになるかというと
そうではなくて、Bの「組織脳」タイプの人か、Dの「冒険脳」の人が、ふたりの間に入ると、
うまく言葉を翻訳してくれて、チームが機能する、ということのようですよ。
ハーマンモデル詳しい資料はこんな感じです
で、最後にみんなに、タネ明かしでそれぞれの脳タイプを発表しました。
これは残念だけど、ヒミツ、です。
ちなみに一番盛り上がったのは、塾長の河野さんの「組織脳」のポイントが、ゼロだったことw
あ、ボクですか。
ボクは結構、平均的にポイントがちらばってました。
30年以上、自分はヘンタイだと思っていたので、これで胸を張って生きていけそうですw
最後に、塾長の河野さんと、事務局の大塚さんも、ワークショップのことをブログに
書いてくれてます。ボクよりはるかに分かりやすいので、ぜひどうぞ。
(先に言えとw)
塾長河野さん:mixbeat第5回ワークショップ
事務局大塚さん:mixbeat 第5回ワークショップ
じゃあ、また。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。