Archive for 5月, 2009

2期生志望者向けリアル質問会&僕のmixbeatに対するスタンス

5月 29th, 2009

1期生のカッチューです。

今さらのエントリーで、すみませんが
5/25は、2期生志望者を招いて
リアル質問会が恵比寿某所で開催されました。

「おーおーおー、アウトプットが遅いんだよ!」
と、塾長からツッコミを受けること必至ですが
やらないよりはやったほうがいいと思ってるので
追っかけで、僕の思ったことをまとめときます。
(それに活動報告がココでなされてないので)

■この会について

目的は、2期生志望者が求めていることと
私塾で求めていることのズレをなくすこと。
で、志望者の皆さんには、
気になることをズバズバと質問いただき、
僕ら1期生が答える流れでした。

まずは、参加した1期生の自己紹介と
これまでのワークショップ概要説明。
その後、参加した志望者の皆さんを
4班に分けての質問会へと映りました。
僕ら1期生と事務局はテーブル固定で、
4班が時間でグルグル回る方式で進行しました。

■質問に答えながら考えた

質問の中で目立ったのが
「何に役立ちましたか?」とか
「仕事に活かせたましたか?」とか。
これは多いと思ってました。

で、僕の答えは「YES」です。

ただ、ワークショップでやった、
ディベートや「100人に聞きました」のパロディ、
あるいは、ウェブサイトの使い勝手検証が
直接的に仕事の役に立ったかといえば
そうではないかもしれない。

もちろん、活かせる/活かせたこともあるし
そこで得た情報から「ネタ」として
(ネタは適切な表現ではないけれども)
僕の引き出しに収まったものもある。

知識としての定着率を考えれば
とくに当番だった回の経験値は膨大。
自分ごと化という以上に、血肉化されるから、
使える/話せるようになる。

そのあたりも話した。

ただ、この経験値も大事だけれど、
全ワークショップを通じての本質は、
また別じゃないかと、話しながら思い至る。

■活動の中から最大公約数を考える。

この活動報告ブログを読み返せばわかるように
ワークショップのテーマや手法はさまざま。
でも、最大公約数のような何かはあるはず。
思い至った本質とは、そこにあると考えた。

では、最大公約数とは何か?

僕は、世の中のあらゆる事柄や動きや
人のあらゆる行動を観察するための
「目の鍛練」だと考え付きました。

その成果として
「視野が広がった」とか、
「視点が変わった」とか、
「今まで見てなかったものが見えてきた」とか、
僕は言い続けてきたんだけど。
あ、三番目はレベル的に浅いかもしれないなw

もちろん、いろんな経験値も得られるし
損得抜きで付き合える人脈の構築にもつながる。
これらも、モチのロンで収穫です。

だけど「何が役立ちましたか?」って聞かれたら
「世の中を観察する“目”を鍛える経験ができたこと」
と、答えることにします。これからは。

僕のmixbeatに対するスタンスは、
現世利益よりも、それを求めているんだと気づきました。
この会で話すことで、勝手に自己確認してたのですが。
これもツッコンでくれた、志望者の皆さんのおかげです。
ありがとうございます。

甘ちゃんですから、まだまだ鍛えなきゃ。
ですけどね。

———————–

と、数日保留したテキストに
ちょっと加筆してアップ。

んあー。
言いたいことは長くなって、
その分、漠然としてくるなぁ。

第10回ワークショップ「消費行動は何で決まるか考える」

5月 11th, 2009

5/10(日)開催の第10回ワークショップは、
「普段の消費行動には、なんらかの理由がある」
という仮説に基づいて、
行動経済学のさわりのさわりを
自分たちの行動と、仮想の店舗計画から考えてみました。

という内容を実施するにあたって、
塾生には、事前に2つの宿題を出しています。

————————————–
◎宿題(1)
普段の買い物時に、レシートをもらって
一週間の買い物記録をつける。
4/20(月)~4/26(日)

◎宿題(2)
お酒のディスカウントストアの
プロジェクト・マネージャーになりきって
豊洲駅周辺に新規出店を計画するにあたり、
何を調べたらいいか、調査項目を考える。
————————————–

上記2点の宿題に基づき、
午前と午後に分けて、行いました。

■第1部 僕らは、なぜそこで買ったのか?

まずは、僕ら自身の行動を振り返ります。

一緒に作業をした事務局の大塚さんから
今回いろいろアドバイスをもらっていて
なるほどと思ったのが、
データの行間をどう読むかという視点。

その行動の前後だったり、
人の動き、タイムゾーンなどが
大きく影響することをどれだけつかめるかで
見えてくるものが違ってくるわけです。

それから、買い物記録を時間帯で色分けすることで
傾向は浮かび上がってきました。
20090510_4

で、第1部は、2つのケーススタディを軸に進めました。

《ケーススタディ1》
なぜ、会社帰りに、ローソンではなく
セブンイレブンに寄るのか?
~ウガワさんの一週間~

ウガワさんの買い物記録を
Googleマップに落とし込み、
なぜ、駅から迂回して帰っているのか
どうして、手前のローソンではなく、
奥のセブンイレブンに行くのか?
などをご本人が解説。
20090510_2

さらに、Googleのストリートビューで確認。
土地勘のない人でもわかりやすく、
何かとお騒がせのストリートビューですが、
やっぱ便利です(余談ですが)。

ウガワさんの実例をふまえて見て、
ロケーションが行動に与える影響も
改めて、意識できました。

《ケーススタディ2》
この買い物の前後、何をしていたのか?
~大塚さんの一週間~

続いて大塚さん。
買い物記録の行間に
「何をしていたか」を重ねて
どうして、そこで買ったかを
ウガワさんのように「場所」からではなく、
「行動」から解説してもらいました。

前後の行動を付け加えることで、
漠然とした買い物記録が、
生活記録として立ち上がってきます。

今回は便宜上、1週間の記録でしたが
大塚さんによれば、やはり3週間ぐらいのデータで
見ていかないと、正確な傾向は読み取れないとのこと。

たしかに、僕自身、記録期間中は、
GW直前という特殊な時期だったせいか、
意外と出かける機会も少なく、
そもそも買い物をしてませんでした。

以上、2つのケーススタディをふまえて、
塾生全員で自分たちの買い物記録を
振り返ってもらいました。

さらに、その後、大塚さんからの
調査・分析に関するカンタンなレクチャー。
いくつか解説してもらった手法の中から
午後は、SWOTをイメージして話し合います。

■第2部 豊洲にどんなお酒のディスカウントストアを出店する?

午後からは第2部です。
午前に自分たちの行動を振り返って
見えてきたものをふまえて
宿題(2)をベースに、
豊洲にどんな店をお酒のディスカウントストアを
出すべきかブレストしました。

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【豊洲ブレストメモ】

・豊洲駅への導線が知りたい。
・競合店カクヤスがどんなサービスを行っているか。
・カクヤス利用者が店舗に行くか、デリバリーなのか。

・デリバリー中心。
・3階建てまでの低層住宅なら来店もある。
・高層住宅が多いので、デリバリー。

・持って帰ったら100円割引。例:ピザ屋

・カクヤスが何をやっているか?
・張り込みで調べる。
・お店に来て買ってるかどれぐらいの量か。

・店頭を倉庫化する。
・奥まったところにある隠し在庫を活かす。

・どこまでデリバリーしているか?
・そこで抜け落ちているところまでデリバリーする。

・たつみチェーンが近くにある。
・スーパーが近くにあると来店は難しい?

・店頭に来て買ってもらった人にメリット。
・デリバリーの電話注文だけだと、ついで買いがない。

・デリバリーの時に、頼まれてないものをもっていく。
・ピザのデリバリーはタバコを頼むと買ってきてくれる。

・受注のときのアップセルはあるかもしれないけど、
・玄関先での追加販売は難しいかもね。

・週末の夕方、お父さんがオムツ買いに行くとビールも買う。
・粉ミルクを置いておく。とか。

・通りに面している。いい場所。来店してもらう必要がある。
・お酒以外で来店してもらうことも。

・オムツを置いてないドラッグが割りとある。
・単価のわりに場所を喰う。
・子どものデータを取得する必要あり。

・専業主婦が多いか。

・共働きなら惣菜とか。
・普通のコンビニと同じになってしまう。

・品揃え。
・どんなものが売れているか調査。
・それによってデリバリーの範囲や価格も変わってくる。

・必ずしも住んでいる人向けではない。
・飲食店・スナック経営など。
・ディスカウントで買う。業務用。

・価格で競争する。

・クーポン。

・高級高層マンションが多い。
・プレミアムビール専門店。
・エビスやプレミアムモルツしかおいてない。
・逆に高いマンションに住んでいるから住宅ローンが大変。
・カクヤスで張り込み。
・何が売れる? ビール?発泡酒?第3のビール?
・発泡酒をエビスの箱に入れてデリバリー(見栄っ張り)

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Googleマップを見ながら、
話をしていたのですが、画面下に
豊洲の高級マンションの広告が出ていて
「所得が高いからプレミアムビールが好まれる?」
「ローンが厳しいから、意外と質素かも」
といった発言もありました。

これらをベースに、塾生が各自で
どんなお店がいいか考えて、
SWOTに落とし込んでみるという
アフター宿題を出して、今回は終了。

事務局大塚さんの専門領域でもあるので
僕は当番というよりもアシスタント的に
ワークショップを組み立てながら、
勉強させてもらいました。
(反省点は、多々ありますが・・・)

日常の何気ない行動を
どう見るか、どう自分自身を見られるかで
気づく幅が変わってくるんだと再認識。

皆さんも何気ない買い物からでも、
振り返ってみてはどうでしょう。
意外な法則が見つかるかもしれませんし、
それがビジネスのヒントになるかもしれませんよ。