Archive for 11月, 2009

塾外参加者の方と新コンセンサスゲームを行いました!

11月 16th, 2009

二期生のこっしーです。
11月14日(土)に、新コンセンサスゲームを塾外の方をまじえて行いました。
ぐずついたお天気の中、朝から塾外から計4名、1期生のオペロンと2期生のかねちゃんがゲームの参加者として参加し、ゲームの運営側は私こっしー、ヒデ、タケ、事務局の藤田さんでした。もちろん塾長も写真をとりながら、さまざまな意見をいただきました。

なお、新コンセンサスゲームは、
①自分以外の視点を体感する
②会議中の自分の振る舞いを知ることで、より有意義な会議への参加ができるようになるという目的を達成するために話し合いを行い、その記録をもとに話し合いそのものおよび参加者の振る舞いや役割を徹底して振り返る

、というゲームです。
↓詳しくは下記を参照ください。
http://mixbeat.jp/blog/archives/564

■アイスブレイク

まずは、アイスブレイクとして「他己紹介」を行いました。
2人一組で10分間でお互いをインタビューしあって、1分ずつ相手のことを他のメンバーに紹介するというもの。

DSC_5246 by smashmedia.

(インタビュー中、和気あいあい。)

DSC_5284 by smashmedia.

(そしてみんなへご紹介。)

ただ、塾生はお互いをすでに知っているので、その既知の人物を紹介することはどうだろうというご意見もいただきました。
それはなるほどそうで、今後また活かしていきたいと思います。

■新コンセンサスゲームへ!

午前と午後に1回ずつ計2ゲーム行いました。

【ゲーム1】

ゲーム1は、「トレンディドラマ主題歌の『売り上げ枚数』が多い順番」がお題。

DSC_5303 by smashmedia.

(ロングバケーションから金妻まで、いろいろなドラマの主題歌を並び替えます。)

まずは、個人テスト。

DSC_5453 by smashmedia.

(10分でまとめます。)

そして、ゲーム参加者3名を発表。
ペアの人には記録係として、1対1でひたすら自分の担当の人を観察してもらいます。

DSC_5363 by smashmedia.

(一回目のゲームということもあり、若干緊張気味?のみなさまですが、笑顔も。)

DSC_5357 by smashmedia.

(参加者の方を囲うように記録係と運営側を配置。)

この話し合いを30分行った後、70分間の振り返り。

DSC_5439 by smashmedia.

話し合いにはいろいろな方法があると思うのですが、30分というタイトな時間の中で「納得」いく合意形成を作るには、その都度「決定」していく必要があると考えられます。
ゲーム1の話し合いは、その決定打がなかなか出ることがなく展開した時間帯がありました。
その影響か、最初はそれぞれの意見のすり合わせを行ったり、年代によるCDの売れ行きやドラマ全盛期などの時代背景をもとに論理的な話し合いがなされていたのに、終盤特に最後の10分を切った段階で結構バタバタしながら決定してゆくことになってしまっていました。

DSC_5354 by smashmedia.

(10分前を過ぎると、あわただしくなりがちです。)

また、ゲーム1は、話し合い全体を記録し振りかえりのファシリテーターを行う「全体記録係」を私が担当したのですが、なぜホワイトボードなどを活用して話を可視化しないのか、ということが気になっていました。実際にホワイトボードに貼っていったのは10分を過ぎてからで、それまでは1枚貼るだけで手をつけないでいたからです。

参加者へ聞いてみると、オペロンと小林さんは「可視化すると縛られる」という意見でしたが、鵜殿さんは「このままではよくない、でも話の流れを分断するのはよくない」と黙っていたことがわかりました。

可視化の良しあしは別にして、この鵜殿さんのように、「言いたいけど言えない」というのは、もちろん初対面だからということもあるかと思いますが、「人間関係」や「場の空気」を重視するあまりに言えない、ということも多々あるようです。

また、事務局から「ゴールを考えていましたか?」という指摘も。
ゴールが見えないので、やるべきプロセスとか判断していく軸などがないまま進んでいってしまったのかもしれません。

【ゲーム2】

ランチをはさんで、ゲーム2へ。
ゲーム1と参加者と記録係を交代してのゲームです。
お題は、「MAJOR7調べ『住んでみたい沿線(首都圏版)』の沿線トップ10」
http://www.major7.net/contents/trendlabo/research/vol011/

こちらもまずは、個人テスト。

DSC_5451 by smashmedia.

(人気の沿線が並びます。)

DSC_5470 by smashmedia.

(ゲーム1の記録係が参加者へ。)

DSC_5538 by smashmedia.

そして振り返り。

ゲーム2は、ゲーム1で学んだことを何とか活かそうという姿勢が強く感じられました。

特に「ゴールを決めるべき」「軸を共有するべき」ということに力を入れていて、とにかく判断するための基準を作ろうとしていて、随所で「その意見の基準は何?」という確認をお互いにしていました。ただ、基準にとらわれるあまり、具体的なところへ話を進めるまでに行きつ戻りつしてしまったり、実際に具体的な話に進んだときにその基準がなおざりになって新しい基準がどんどん出てきたりしました。

そしてその新しい「基準」が出てくればその基準に照らし合わせて全体も変更があるはずなのに、そうしたことは顧みずに進んでしまうシーンも見られました。

学んだことを活かすことはとても大事で、素晴しいことですが、なかなか難しいということを運営側として見ていて感じました。また、限られた条件下で、どのような時間配分で、どういう優先順位で進めていくのかといったさまざまなバランスが難しく、ただこのバランスをとっていくことこそがとても重要なことでもあると思いました。

また、「合意ができていた」と思っていたものについて他のメンバーが「違うんじゃない?」と考えていたこともわかりました。こうしたことは、現実でもままあり、そのまま進むと結局「納得」のない意見合わせになってしまいがちです。これも、随所で「決定」がなされずに進んでしまったことが原因かと考えられます。

■振り返って

今回、参加者の方から「人間関係を壊したくない」「場の空気を悪くしたくない」という理由で、なかなか本音の意見を言えない場合がある、という意見を多々いただきました。

そうしたこともあり、今回大きかったキーワードとしては、
①意見と個人を切り離す
②場を壊すことを恐れるのではなく、壊したとしたらすぐリカバリーすることを考える
ということがあります。

①は、特に合意形成を図る場合、意見=個人(人格)としない、ということです。
仮にAさんの意見を否定したからといって、Aさんの人格を否定するわけではない、ということ。

当たり前と言えばそうなんですが、実際に本音で意見を言うことで「場を壊したくない」というのは、そうした意識がぬぐえていないから発生するのだ思います。

また、そうして意見と個人を切り離してとにかく「意見」や「情報」をまずは全部出して、それらについて検討していくということ。自分の意見であろうと他の人の意見であろうと、そこにこだわるのではなく、きちんと精査することが大事であるわけです。そうしてその結果、メンバーにとって「納得」のいく結論を導き出す、ということです。

②は、そのままですが、「場を壊す」ことを恐れてメンバーがオブラートに包んだ意見ばかり出しても、結局伝わりにくいし、話は前に進むことが出来ない、ということです。
であるなら、きちんと意見を言い合い、万が一場が壊れるとか空気が悪くなるとかそういうことが起きた場合には、きちんとリカバリーすることが大事。

言うは易し、行うは難しですが、心がけてゆきたいと思います。

■その他雑感

そもそも新コンセンサスゲームを自分たちのワークショップで行おうと準備をしていた段階から「塾外の人とやってみよう!」というのは考えていたことで、そのことが実現したことがまずとても嬉しかったです。

そして、当日塾長からもありましたが、「初対面同士でもある程度成り立つ」ということがわかったことは収穫でした。

もちろん、参加者のモチベーションはあると思いますが、「話し方が若干威圧的」とか「何度も同じことを繰り返し発言している」など、もしかしたら同僚同士でも指摘し合わないような発言もあり、有意義だったと思います。初対面でも成り立つということは、さまざまなシーンに使える可能性が広がると思うからです。
(新人研修や学生の方のワークショップなどでもいいかもしれません)

また、mixebeatとしては初めて塾外の方との活動となり、そうした点でもとても良い経験をさせていただきました。あらためて、運営の大変さを感じるとともに、学ぶことが多かったです。細かい設計や当日のファシリテーションなど様々な反省点もありますが、今後の活動に活かし、また新コンセンサスゲームのブラッシュアップを図っていきたいと思います。

また、参加いただいたみなさまには、改めてお礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!

【第5回】ワークショップ「あんたがリーダー!」

11月 2nd, 2009

どうも、2期生のトモです。

 
11月1日(日)に第5回ワークショップを行いました。

当番は、とみーとトモ(私)でした。

■リーダー経験が足りない?
今回ワークショップのテーマを決める際に、それぞれがやりたいことを
持ち寄るも決まりそうで決まらないと言う状態が続きました。
そこで、事務局 大塚さんから「リーダー/リーダーシップ」を
テーマにしてはどうか、という提案をもらったのでした。

確かに、mixbeat2期生メンバーは比較的若い人が多く、社会人になってから
リーダーとしての経験を積んだことがある人は少ないのでは?
リーダーになって意思決定することで見えてくることがきっとあるはず。
そんな想いをカタチにしてみようということから
今回のワークショップのテーマを“リーダーを体験すること”
に設定し、ワークショップを考案しました。

 
■リーダー体験ワークショップ「あんたがリーダー!」

e382bfe382a4e38388e383ab
我々が考案した、リーダー体験ワークショップ
「あんたがリーダー!」とは、二期生一人ひとりに
リーダーを体験してもらうワークショップです。

 ●全体の流れ
  ・5人ずつの2チームに分かれて、
  ・両チームとも共通のお題に対して、
  ・25分間のディスカッション
  ・3分間のプレゼンテーション

  を行うことが1セットとなり、必ず1人1回づつ
  ディスカッションでのリーダー役を担当してもらいました。
  ※ディスカッションは合計10回。

 ●ルール
  ・プレゼンテーションができるのはリーダーだけ。
  ・チームメンバーは、リーダーのプレゼンテーションを聞いて、
   リーダーの一連の行動/発言に対する主観的な評価をする。
  ・会議評価者(今回は事務局)は、会議の全体的な進行について評価する。
  ・出題者はプレゼンテーションのみでリーダーを評価する。
  ・プレゼンに使用できる用紙はA3のみ。

 ●リーダーの評価基準
  ①プレゼンテーションの評価 (from 出題者)
  実際のビジネスと同じく、どちらの提案が有効か
  という基準で評価する。
  ②チームメンバーからの評価
  「リーダーとしてどうだったか」という視点で評価する。
  ③会議評価者からの評価
  「会議としてどうだったか」という視点で評価する。

※総合点数計算式
勝ったリーダー=(②+③)×2 / 負けたリーダー=(②+③)×1

 

  また、ディスカッション中の参加者全員のの発言回数を
  記録することで、振り返りに活かせるようにしました。
  
これらの評価を得点化し、自分がどれだけリーダーとしての
振る舞いができていたかを認識るするというものです。

今回の評価基準は絶対的なものではなく、
フィードバックをしやすくする指標として使ってもらうようにしました。
参加者がリーダーに対しておこなう、リーダーとしての評価(主観)
事務局が行うディスカッションの評価(客観)の2つを合わせ
それぞれから見出される共通点やギャップの意味を考えながら
自分の評価として受け止めてもらいたいと考えました。

あくまで“ディスカッションにおけるリーダー”としての役割に対する評価の
目安にできるものとして設定しました。
後から指摘を受けたのですが、一般的に考えられるリーダーに必要とされる要素
と言うよりは“ファシリテーター”の要素が強いのではないかということです。

A~Hの項目を3段階(できていた/どちらとも言えない/できていなかった)で採点。
(リーダーとディスカッション評価項目はほぼ同じですが、若干表現を変えました)

A:積極的に議論にコミットしていましたか?
B:いいアウトプットを残そうという意欲が見られましたか?
C:議論のゴールを共有し、方向性を示すことはできていましたか?
D:参加者に気を配り、発言を引き出せていましたか。
E:異なる意見をうまく調整・整理しながら議論を進めていましたか?
F:時間をうまくコントロールしながら議論をすすめていましたか?
G:説得力のあるプレゼンテーションをしていましたか?
H:議論を反映したプレゼンテーションを行えていましたか?

 
■ディスカッションのお題&宿題
【問1】mixbeatのSNSの日記を活性化させるアイデアを一つ、教えてください。
    またその理由も教えてください。

【問2】mixbeatの2期生の2年め以降の活動をどうしていけばよいか。
    具体的なあなたのアイデアを一つ、教えてください。
    またその理由も教えてください。

【問3】mixbeat活動報告ブログの問題点と具体的な改善策を考えてください。
【問4】mixbeat内での実際の交流(sns以外、かつ、1期生2期生含めた交流)を
    増やす具体的なアイデアを一つ教えてください。
    またその理由も教えてください。

【問5】塾長がやめると言い出しました。そのときmixbeatをどうするべきか。
    また、その理由も教えてください。

上記の5つを参加者にワークショップ前の宿題として
それぞれの考えを記入してもらいました。

しかし、みんなの答えをみると、自分を含めどれも似たり寄ったりで
ディスカッションの結論が見えてしまいそうなものばかり。
当初は、宿題の答えはワークショップが終わるまで公表しない
つもりでしたが、あえて当日に公表し、それ以上の答えを出してくれる
ことを期待したのですが、いざ始ってみると、、。

 

■ディスカッション開始!

d4リーダーはそれぞれの思惑を実現しようと、スタート時に
時間の使い方(配分)を提案したり議論の方向性の確認をしたり
リーダーシップを発揮しようと議論を進めていきます。

 

実際に体験して分かることですが、参加者の意見をまとめたり
発言を引き出すことに専念→内向きの志向
成果をともなうアウトプットを出すことに専念→外向きの志向
とを両立させるのは非常に困難であること。

 

20091101_4

ただ、最後に塾長と大塚さんからの講評から、
・全てを完璧にできる人はいない。
・なぜできることは人に任せようと思わないのか?
というようなコメントがあり、ここに改善するヒントが
あると思いました。
例えば、書記や時間の管理は人に任せてしまい
自分は議論を牽引することに専念するというようなことです。

また、「進行役を買って出た」というメンバーもいましたが
端から見ると、メンバーに気を使いすぎて遠慮がちに見えてしまう
ということにも気づかされました。
自分が良かれと思っていることでも、第三者から見ると
必ずしも期待している評価が得られるわけではないということ実感しました。

 
■リーダーとしてのプレッシャー
とみーの感想では、単にディスカッションの参加メンバーとしての
立場でいる時は、「もっと発言を引き出して欲しい」
「他の人に話題を振ればいいのに」などとその場を客観的に見ることが
できていたのに、リーダー役になると自分のやるべきことに集中してしまい
メンバーに気を配る、ということまで余裕が持てないということでした。

 
■上司への報告か?

e38397e383ace382bce383b3efbc91
そして、今回の評価で得点上は一番ウエィトの高いプレゼンテーション。
お題の設定が原因かもしれませんが、提案内容は毎回2チームともに
ほぼ同じという状況が続きました。
皆の答えをディスカッション時に公表し、より良い結論を出せるように
という期待は脆くも崩れ去り、結局似たような答えが続きます。
なかなか差が付かず、決め手は、どこまで深く考えた提案ができたか,
課題をどのように捉えたか、など非常に僅差となりました。

e38397e383ace382bce383b3efbc932
塾長、事務局からの総評として、
皆の意見をまとめて、上司に報告でもしているようだとの指摘を受けます。
当初は、クライアント相手に自分達の提案するプランが
採用してもらえるか否か?というスタンスでプレゼンに望んで欲しかった
のですが、塾長曰く「今回のプレゼンの内容はどれも良くなかった」と。

e38397e383ace382bce383b3efbc92

この点に関しては、ワークショップ開始前からSNSでテーマを公表し
今回のワークショップの主旨、取り組むべき姿勢などをアナウンスし
意識づけることができるのではと思いました。
前任者のやり方を踏襲し、何の疑問を持たないまま、ワークショップの
テーマを公表するのは当日でなければならないという固定観念に
囚われていました。
そもそもこのようなルールはないし、必要な時にだけ設ければよい
ルールというか演出です。
その他にも、ワークショップの開始時間はなぜいつも9:30~なのか?
など、必然性のない前例に従っていることが多くあります。
今後の当番はもっと柔軟なワークショップ設計ができることを
覚えておいて欲しいです。(自分もです!)

 
■結果発表!
上位はやはり、プレゼンで勝ったメンバーが占めることに。
総合得点では、見事!とみーが1位となりました。
そして、自分は、どういうわけだかリーダーとしての評価で
のみ1位を頂きました。

e7b590e69e9ce799bae8a1a8 
■事務局からの講評
ワークショップ終了後以下のような意見をもらいました。
・意見をまとめることだけがリーダーの役割ではないので
 結果を出すことへの責任も意識して欲しい。
・客観的に評価する役割も重要だ。
 今後は2期生もワークショップでこのような立場を経験するのも
 良いのではないか。
・あまり結果に対しての責任感が見れなかったので、“あっさり”
 しすぎていたように見える。
・今回は、あくまでディスカッションを通し、リーダーを経験する
 というシミュレーションだが、リーダーを意識する
 初めの一歩としてはよかったのではないか。
・今後のワークショップのためにも、皆の評価基準を共有し
 お互いを理解し合い採点できるよう得点の意味を考えて欲しい。
 e383ace38393e383a5e383bcefbc92

 
■設定した課題の実現へ!
今回設定したディスカッションのお題は、どれも2期生が当事者となり
取り組めるものです。さすがに全部を一気に片付けるは困難ですが
できることから1つづつ着手し、改善を図っていきたいと考えています。

 
※写真とテキストを追加しました。2009/11/05